午前中には陽射しがあってかなり蒸し暑かった。林の観察路を30分ばかり歩いて
家に戻ろうとした頃から、急に雨となった。
北九州では記録的な大雨だったようだが、宮崎南部でも日中、断続的に激しい雨が降った。
午後4時を過ぎていくぶん空も明るくなり、雨が止んだ。 犬の散歩に出てみた。
ヤマノイモの蔓に私の人差し指ほどの、キイロスズメの幼虫がいた。
まだまだこれから肥えていくことだろう。
路に沿って並んでいるヒメヒオウギズイセンの、開花第一号を見つけた。
園芸種ながら野生化していて、かなり逞しい。
ヒオウギズイセンとヒメトウショウブの交雑によってつくられたものと、今日になって知った。
ヒメヒオウギズイセンの名前は知っていながら、あまりにもあちこちで見かけるのと、
園芸種、ということできちんと図鑑の解説も読んでなかった。
ヒメヒオウギズイセンの花のすぐ傍に、鮮やかな色紋様の蛾が止まっていた。
新鮮な鱗粉の様子から、つい今しがた羽化したのではないか?そう思えてしまう。
ヒトリガ科の、ルリモンホソバ だ。
本種の幼虫は地衣類を食べて育つようだ。
ルリモンホソバをこうして間近に見るのは初めてのこと。
8月に予定している写真展の準備を少しづつ進めている。
去年から会場が、三股町文化会館の広いロビーとなった。
去年の会場風景の写真を眺めていると、パネルのサイズが大きいぶん、
点数が少なく、どうも寂しい感じがしないでもない。
今年はA3サイズの写真を新たに入れて、賑やかなコーナーを作ってみようかと思った。