私の背丈を超えたクヌギ若木が、庭に数本並んでいる。
居間からよく見える場所を選んだ。
3年前、林床に芽生えていたひこばえを移植したものだ。
今月はじめ土用芽がたくさん出て、そこにはムラサキシジミが盛んに産卵していた。
その卵から育った幼虫たちが今は熟令期を迎え、もりもり若葉を食い荒らしている。
ムラサキシジミ幼虫は葉っぱを巻いて、その葉っぱハウスの中に潜んでいるが、
幼虫の数が多いこともあって、自分のハウスも喰い潰してしまうようだ。
体をあらわにした幼虫が何匹もいるが、安心していいのは、アリがたくさんたかって
くれるせいだろうか。アリの種類は何種かいるようだが、写真のアミメアリが
一番多いようだ。