今日も雨。 お隣の町、山之口小学校で講演。
1時間お話をしたところで小雨になったので、予定していた校内観察会を
行った。傘をさしたり畳んだりと忙しかったが、ちょうど羽化の始まった
ばかりのアブラゼミがいたりした。観察会は無理かと思っていたが、
種数は少なかったものの、身近な場所での観察会ができてよかった。
昨日とまったく同じように、庭の花壇にはチョウが舞っていた。
ミヤマカラスアゲハ、今日は♀が来た。 うしろ翅がわずかに欠けているだけで、
新鮮個体だった。我が家の林でもきっと産卵していくことだろう。
オオチャバネセセリ(次)は、ストロボのプリ発光に反応して飛び立ってしまい、
最初のうちはうまく写真にならないが、やがてストロボの閃光に慣れるのか
撮影しても平気に吸蜜を続けるようになる。
同じセセリチョウ科でも、イチモンジセセリ(写真無)とチャバネセセリ(次)は
プリ発光にほとんど反応しなかった。
花壇に立てていたタケ竿では、アオメアブが獲物(セマダラコガネ)をガッチリ抱え、
吸血していた。
まるで梅雨が戻ってきたかのように、連日の雨。 明日も観察会が予定されている
けれど、天気情報を見る限りでは、危うい。