まさに夏日。午前中は青空の下、昆虫観察会を無事、開催できた。
陽射しがきつく、大人はできれば影に入ろうとするけれど、
子供たちは平気で歩いている。
オニヤンマのオスは最初、採り逃がした(私)。
次に獲物をくわえて止まり場を探していたメスを、
今度は時間を掛けて慎重にネットインできて、口の様子など迫力ある
姿をしっかりと見てもらった。しかし、私のネットさばきも腕が落ちたものだ。
普段、捕虫網をほとんど使っていないせいもあるが、
虫を採る真剣さにも欠けている。さすがに一度失敗して、子供たちに
オニヤンマを見せたいという気持ちで、少しは真剣味が増したようだ。
観察会を終えて、室内で標本教室を始めたころ、雨が急に激しく降り始めた。
自宅に戻ってから、1時間ほど昼寝をとった。
午後7時過ぎ。
仕事部屋のすぐ外で、クツワムシが賑やかに鳴いていた。
ヤシャブシの幹に登っていたが、高さは1メートル40センチあたりだ。
クツワムシとしては、高い位置で鳴いていた。