同じ地区のHさん宅に用事があって伺った。
「お茶でも飲んでってよ」と勧められるまま、土間の椅子に座った。
ちょうど鶏のエサをやっている最中で、産みたての卵も一個あった。
富士山の水で入れたお茶をいただく。
ロボットみたいな真っ白の給水器が突っ立っていて、
赤いスイッチを押すと急須にお湯が落ちた。
富士山の水は、20ℓでなんと3700円もするそうだ。
「これねえ、この器械はリース。そのうち自分のもんになるけどなあ。
水が高いよ〜、富士の水以外、入らんようになっとる。ちゃっかりしとるわ」
たしかにいただいたお茶は美味しかったが。
土間のすぐ外、
幅90センチの水槽の底には、どでかいニホンウナギが寝そべっている。
「一昨日、近くの川で釣ったやつよ。穴からなかなか出んでねえ、
引っ張り出すのにエラい苦労したよお〜!」
「昨夜はお客さんが来たもんで、別の一尾を蒲焼きにしたけんど、旨かったよお〜!
網で焼いてはダメ!油が垂れて黒こげになるから。蒸し焼きにしてから炙るといいよ」
「おおそういえば、新開さんとこの山、そろそろハチが来とらん?今年も蜂の巣
採らんとなあ」
Hさんご夫婦としばらく歓談してから、うちに戻った。
「遅かったじゃない。お菓子、届けるだけで何してたの?」嫁さん
「お茶をよばれていたんだよ。
それよりさあ、でっかいウナギがいたよ!Hさんが釣ったんだって。
あれ蒲焼きにしたら、旨いだろうねえ!」私
「え〜!だったらそのウナギ、もらってきてよ!」嫁さん
ナツグミの根際ちかくに、ツクツクボウシの羽化殻がたくさんあった。
ほとんどが、地面から30センチ以下の草につかまって羽化している。
なかには、どうやら逆さまで羽化したのもいるようだ。
昨日、23日土曜日で、三股町文化会館ホールで開催していた写真展も終了。
午後4時半から役場の方々が加勢してくれて、一気に撤収作業を終えた。
埼玉県からはるばる訪れていただいたKさん。
初対面なのに、撤収作業を手伝っていただき、
うちに戻って倉庫への回収作業まで付き合っていただいた。
ありがとうございました。
めったにない機会なので、都城駅そばの居酒屋で乾杯した。
仕上げに立ち寄った、四川ラーメン、初めての店だったがけっこう美味しかった。