山中にて、金色カメムシたち

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今日は気になっていたオオキンカメムシの様子を見に行ってみた。

山を越え、日南市北郷町のある林道に入った。

アブラギリの実に、車窓からでも幼虫の姿がわかった。このアブラギリでの繁殖は

今年初めての記録であり、嬉しい。しかも手の届く低い梢にも幼虫が多くいた。

オオキンカメムシ15A_6980.JPG
幼虫は、2令〜4令までのステージで、まだ終令はいなかった。

アブラギリの実で吸汁する幼虫たちの間では、頭突きして場所取りする喧嘩?も

見られた。寄り添うようにして成長する幼虫たちだが、えさ場を巡っての闘争が

あるようだ。

オオキンカメムシ15A_6933.JPG
多くの幼虫に混じって、一頭だけ成虫もいた、

幼虫の姿はメタリックカラーに包まれている。キンカメムシ科に共通する特徴であり、

種によっては、成虫よりかよほど幼虫のほうが美麗だったりもする。

カメムシ類は不完全変態ではあるが、幼虫期と成虫の姿がかけ離れていることが

ほとんどで、幼虫を見つけても、成虫の姿を想像できるケースは稀である。

 

近所のあぜ道では、ショウリョウバッタの病死の姿が、多い・

ショウリョウバッタ15A_6991.JPG




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