今日は気になっていたオオキンカメムシの様子を見に行ってみた。
山を越え、日南市北郷町のある林道に入った。
アブラギリの実に、車窓からでも幼虫の姿がわかった。このアブラギリでの繁殖は
今年初めての記録であり、嬉しい。しかも手の届く低い梢にも幼虫が多くいた。
幼虫は、2令〜4令までのステージで、まだ終令はいなかった。
アブラギリの実で吸汁する幼虫たちの間では、頭突きして場所取りする喧嘩?も
見られた。寄り添うようにして成長する幼虫たちだが、えさ場を巡っての闘争が
あるようだ。
多くの幼虫に混じって、一頭だけ成虫もいた、
幼虫の姿はメタリックカラーに包まれている。キンカメムシ科に共通する特徴であり、
種によっては、成虫よりかよほど幼虫のほうが美麗だったりもする。
カメムシ類は不完全変態ではあるが、幼虫期と成虫の姿がかけ離れていることが
ほとんどで、幼虫を見つけても、成虫の姿を想像できるケースは稀である。
近所のあぜ道では、ショウリョウバッタの病死の姿が、多い・