早朝、地震で目が覚めた。震度4。少し長く揺れ続けた。
震源地は、日向灘沖。
天気情報では午後から降雨確率50%。午前中、少しでも陽射しがあるうちに
昆虫の映像を優先して収録した。
ここしばらく姿を見なかったタマムシだが、2♀が産卵に来ていた。
花壇のランタナには、アゲハが来るも落ち着きがなく、
それとは対照的にアカタテハが吸蜜に何度も訪れていた。
翅はまったく無傷で鱗粉の厚みを感じるほど、新鮮個体だった。
よほどお腹を減らしていたようだ。近づく人影には神経質だが、一旦吸蜜を始めると
近接して撮影ができた。
林縁の草むらには、ミヤマアカネの♂がいた。数日前からおそらく同じ個体だと
思うが、ときどき姿を現す。まだ体色の赤みは弱い。
落ち着いていたので、翅をクローズアップしてみた。
100ミリマクロでは等倍のここまでが限界。トンボの翅はよく見ると、平板ではなく
山あり谷ありで、複雑な膨らみを持っている。