先月、ある児童館で催した観察会で、朽ち木の中からチビクワガタを
多数、見つけた。
観察会の講師の仕事ではカメラを持たないようにしているので、
写真撮影はできなかった。
昨晩深夜から待機していた孵化のシーンが、今朝のほぼ予定通りの時刻に撮影を
終えることができ(私の推測時刻から30分遅れだった)、
ようやく時間がとれたので撮影に出向いてみた。
朽ち木を少し削ると、すぐに成虫と幼虫が現れた。
成虫の雌雄の判別は難しい。大あごの小歯の数を見ればいいようだが、肉眼では
ましてや老眼では、まったくわからない。
若令・熟令幼虫に混じって、前蛹もいた⬇️
蛹もいたのだが、蛹室を削っているときにうっかり体まで切ってしまった。
蛹はどうしても見たいので、この前蛹を持ち帰ってみた。うまく蛹化して欲しい。
チビクワガタの撮影に出る直前、庭のイヌビワの梢を覗いてみた。
クワカミキリが気になっているからだが、もう一つには、イヌビワの塾れた実に
やってくる訪問客を追加しておきたかった。 すると、期待通り、
カブトムシの♂が、実を抱えるような格好でむしゃぶりついていた。
足場になる葉がちょうどいいところにあった。
数日前にも庭でオスの死骸を拾ったが、それも今日のオスも、ミニサイズだ。
小さいカブトムシばかり、やけに目につく。