ヒ・シ・ア・ミ

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暗号めいた「ヒシアミ」とは?

本日、庭で撮影した蟲4種。

まずは「ヒ」。ヒラタグンバイウンカ。

ヒラタグンバイウンカ15A_0329.jpg
ススキの葉裏にピタリと貼り付いていて、実際には目を凝らさないと見落として

しまうところだった。葉っぱに同化しているのである。ストロボを使って

しっかりと姿を表現してみたが、見た目とはかなり違うイメージになる。

じつは発見当初、2匹が並んでいたのだが、一匹は瞬時にして飛び去ってしまった。

「シ」、とはシロオビトリノフンダマシ。

シロオビトリノフンダマシ15A_0357.jpg
大柄なトリノフンダマシやオオトリノフンダマシ、に比べると、遭遇する頻度は

低いように感じるが、今日は仕事部屋のすぐ傍にいた。夜になってから円網を張る

ようだ。

「ア」は、アカハネナガウンカ。

こちらも仕事部屋出てすぐの、ススキにいっぱいいる。

いっぱいいるけれど、写真で表現するのは難しい。 4匹並びが精一杯。

アカハネナガウンカ群れIMG_5750.jpg
どうやら産卵も盛んに行っているようだ。 交尾カップルをしつこく探したが

配偶行動は見ること叶わず。

さいごの「ミ」は、ミヤマカラスアゲハ。

ヒガンバナの花には、毎年、必ずミヤマカラスアゲハがやって来る。

大きなメスが何度も何度も、吸蜜を繰り返していた。

ミヤマカラスアゲハ♀IMG_5845.jpg
余程、お腹を空かしていたのだろう。 このメス親が我が家のカラスサンショウに

産卵したとして、その子供たちは全て越冬蛹となって、来春、羽化する。

いっそ採卵飼育をして春型の越冬蛹を、、、などという誘惑もあるが、

私は飼育を好まないので、敢えてそれはやらない。



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