また、今日も、雨。

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北九州地方は晴れていたようだが、南九州とくに宮崎の太平洋側は

朝から雨だった。本降りではないが、外での撮影はしばしば中断。

今夏はとにかく、雨が多い。台風の数が少ないのを補うかのようだ。

霧雨程度の寸暇を利用しては、仕事部屋のすぐ外の草むらで観察続行。

ススキの薮中でクサヒバリがしきりと鳴いていたので、姿を探していたら

アカハネナガウンカの交尾カップルがいた。

しかも、カップルの脇で別の♂が求愛するような仕草をしていた。

そのシーンは撮り逃したが、交尾カップルは交尾したままジャンプ飛翔移動

できることがわかった。けっこう、身軽に移動する。

おそらく♂は♀にしがみついているだけだろう。

あかはねながうんか_01A1775.JPG
こうなると、次の段階、産卵、そして卵を見てみたいものだが、では越冬ステージは

何だろうか?

毎年、刈り残している萱場に以前はカヤネズミの巣も見られたが、

ここ数年、営巣が確認できていない。

コガネグモの小さな幼体や、ヒラタグンバイウンカ、など、ススキだけでも

様々な顔ぶれを観察できる。

目線の位置で休憩していた、ハナバチ類の一種。

こはなばち_01A1717.JPG
さかんに身繕いしたあと、弾けるように空へと消えていった。




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