秋の気配が濃くなるにつけ、ジョロウグモの巣網が目立つようになってきた。
馬蹄型の巣網は大きいので、掛かる獲物もでっかい。
今日はフクラスズメがジョロウグモに捕まっていた。
この時期、近所のカラムシは丸坊主になっているが、それはフクラスズメ幼虫が
大発生しているからだ。葉っぱを食べ尽くしてしまい、幼虫のなかには成熟できない
ものも多くいるのではないだろうか?
さて、ジョロウグモの餌食では、ホタルガもいた。翅を動かしていたから捕まって
さして時間が経っていないのだろう。
よく見ると、ホタルガの口吻のあたりに、白い泡状のものがついていた。
これを見て、同じマダラガ科のサツマニシキを想い出した。
ホタルガも危険に晒されると毒物質を出すのだろうか?
今度、ホタルガを見つけたら実験してみたいものだ。