クワゴの繭、ハラビロカマキリの卵のう

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四国巡礼八十八ヶ所の46番札所、浄瑠璃寺は松山の実家から車で

5分程度の山間にある。

私は帰省するたびにこの浄瑠璃寺やその周辺のフィールドに足を運ぶことが

多い。浄瑠璃寺の駐車場にはキハダが植わっており、ミヤマカラスアゲハも

ここで繁殖している。

今朝は6時過ぎに赴き、山の斜面にある桑の葉を採取。

すると大きな葉に、クワゴの繭があった。

クワコ繭_MG_6988.JPG通常多くの場合、数枚の葉を綴じ合わせた中に営繭するのだが、ここの桑の葉は大きい

ために、谷折りしたところに繭を紡いでいる。これならむき出しになって見つけ易い。

何本も束ねた太い糸で葉を引き寄せ、谷折りしているのがよくわかる。

この繭から秋に羽化した成虫は交配後、♀なら産卵する。クワゴは卵越冬だ。

浄瑠璃寺の裏手で、ハラビロカマキリの卵のうを見つけた。

産卵されてからの日は浅い。

ハラビロカマキリ卵_MG_6983.JPG他の木で産卵中の♀もいたが、カメラを近づけると、敏捷に逃げてしまった。

明日は九州に戻る予定だが、台風の影響で全便欠航しているフェリーが

翌朝には運行再開してくれることを期待している。


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