先日、クロメンガタスズメの死骸を拾って、標本にした。
死んで間もない奇麗な体ではあったが、死骸には違いない。
生きた成虫を撮影したくて、茄子を喰っていた幼虫を採集しておいた。
茄子もボロボロに食害されて哀れだったし、畑の持ち主に見つかったら、
イモムシの運命はただごとでは済まないだろうし。
プリプリに肥えていたので、飼育の手間もあんまり掛からないだろうと
そう思っていたが、なんとイモムシの食欲は凄まじく!
茄子の葉も切れたので、うちの畑のミニトマトの葉を入れてみた。
喰いは鈍いが、ともかく喰ってはいる。ケースは糞だらけだ。ひとまず安心。
そういえば、7日の夕方、午後6時半ころ、仕事部屋の窓に、コウモリガが
飛来して窓ガラスに何度もぶつかっていた。コウモリガは黄昏時に飛翔活動するが、
ちょうどその時間帯であったのだろう。彼らの行動時間は極めて短いらしい。
去年は羽化をねらってかなり時間を割いたが、今年はそれができなかった。
昨夜はうちのクヌギで、ヤママユの♂が羽化していた。茶色翅のタイプだった。