庭のジュズダマでクロコノマチョウの幼虫が育っていたが、
先週、7個の蛹がぶら下がっていた。
そのうち2個を回収し、人工足場に固定。
蛹の変化は速く、今朝のこと一頭が羽化した。
クロコノマチョウは薄暗い林のなかで暮らし、昼間は地面で翅を閉じてじっとしている
ことが多い。盛んに飛翔するのは夕方であるが、
本種の翅の表側の紋様を拝める機会は滅多にない。
ところが、羽化直後はちょっとした刺激で、翅を全開にする。
まるでこちらを、威嚇しているようにも見える。
今日は、撮影とその準備作業をしつつも、スタジオの整備作業を行った。
撮影目的別のセットを増やし、できるだけ足下を整理した。