三日前にふ化した、クロヒカゲの幼虫。
ササの葉を食べて成長しているが、まだステージは1令である。
体の中には食べたササの葉そのものが、透けて見えているかのようだ。
体長は約5.5ミリメートル。ふ化した直後に比べると3倍以上にも肥えている。
クロヒカゲ幼虫の3令以降の姿は撮影しているが、それより若いステージは
今回が初めてとなる。
クワゴ幼虫は、特別仕立てのまぶしに入れて、営繭を観察中。
特別といってもそんな大したものではなく、観察し易いもので、作るのも簡単。
日没直後、犬の散歩に出た。
あぜ道でねぐらについた、ミヤマアカネの♂がいた。
チョロは右後ろ足を傷めたようで、数日前から脚を地面につけないよう、
ビッコを引くようになった。最初のころは地面に触れただけでかなり痛がって、
散歩を取り止めたほどである。
それでも少しは痛みが和らいだのか、散歩には出たがり、後ろ足をかばいながらも
よく歩く。ただし、縁側に飛び上がることができなくなった。
ジャンプする際に、脚の踏ん張りが効かないようだ。