今朝、2時過ぎに撮影した、クロヒカゲ幼虫。
「眠に入った」と昨日の記事に書いたが、イモムシが脱皮する前に必ず執り行う
手順、である。
眠に入ったかどうかは、頭の付け根の部分が膨らんだことでわかる。
しかも、食事をとらなくなり、じっと静止したままとなる。
「うん?病気か?」などと慌てることはない。
飼育管理の上では、一息つける。餌換えの労務からしばらく解放されるからだ。
だが一方、脱皮の瞬間を見逃すまい、と思えば、目が離せなくなる。
「まだか? そろそろ兆候が出始めたか?」
イモムシが小さいほど、脱皮の兆候を掴むのが難しい。ルーペでいちいち覗く。
このクロヒカゲ幼虫が入った飼育ケース、パソコンのモニターの
すぐ脇に置いてある。
眠はだいたい1日〜2日間程度だが、種差や個体差もあってそれ以上になることもある。