クロヒカゲ幼虫が2回目の眠に入った。
頭部からお尻先端までの体長は、9ミリメートル。
9日前の1令期は、体長5.5ミリメートルだった。
2令へと脱皮したのは6日前で、それから今日までの間に食べたササの葉の面積は
ほぼ7mm×20mmの長方形になる。思ってたより少ない気がした。
しかしイモムシは令を増すごとに、右肩上がりで食べる量がグングン増える。
3令への脱皮は24〜30時間後となるので、2令幼虫の顔も今日で見納めである。
今朝は少し良くなったが、昨日から膝の筋肉痛が激しい。玄関で靴を履こうとしただ
けで笑いころげるほど痛かった。階段の上り下りやちょっとした
段差も顔をしかめてしまう。
20年前、屋久島の縄文杉まで登ったときは、翌日、膝が痛くて
堪えたが、それ以来の久々の筋肉痛かと思う。
縄文杉のときは片道5時間の山歩きだった。当時30歳代だからまだ若かった。
しかし、今回の筋肉痛の原因はそのような過酷な山歩きではない。
一昨日、庭でクサヒバリの撮影を行ったとき、無理な姿勢を保っていた。
撮影時間は1時間程度だったが、しゃがんだまま、カメラを構え、
クサヒバリが警戒を解くまで、じっと岩に成りきることを繰り返していた。
カメラのレンズが梢に触れたままでも、振動がクサヒバリに伝わらないように
硬直化する必要があった。クサヒバリは茂みの奥で鳴いている。
茂みをレンズでそっとかき分けながら撮影ポジションを確保していた。
撮影後は膝にしびれを感じた程度だったが、それが翌朝になってかなりの筋肉痛と
なった。低い椅子で上下に微動できるのがあれば、膝への負担も軽減できた
はずだ。ま、ともかく、自分も歳とったなあ、としみじみ思った。