ササ、食べてもらいます

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昨日の夕方ねぐらについていたタテハモドキを、今朝7時半ころ覗いてみた。

やはり、触角を翅の間に隠していた。

タテハモドキ朝_MG_8389.JPG
体の向きも変わっていたね。

そしてすぐ傍に見落としていた仲間もいたよ。

タテハモドキ朝_MG_8398.JPG
今朝はシグマ50ミリマクロレンズ。このレンズは癖もあるけど、いい描写してくれるね。

キタテハはいませんでした、ねぐら場所を替えたかな?

さて、クロヒカゲ幼虫の飼育のみならず、ササやススキなど、イネ科植物を食べる

イモムシの餌管理のこと。

こうします。

ササ701A3254.JPG
見ればわかるよね。ササの葉の両端は切ってます。

私がこの方法を学んだのは、中学3年生かな。だからもう40年前になるけど、

実践したのは高校に入ってからだった。

この飼育方法が載っていたのは、保育社の「カラーブックス 日本の蝶・世界の蝶」

(1970)。久しぶりにページを開いてみれば、ササを使った飼育方法の箇所に赤線が

引かれてあった。

日本の蝶世界の蝶_MG_8380.JPG

今はどんな情報でもネットで簡単に入手できるが、本との出会いという感動などは

昔語りになってきそうだ。便利、便利だけで突き進んで、大事なことをどんどん

見失っていくのが今の社会なんだなあ。

この文庫本からは、多感な中学生時代、多大な影響を受けた。

今では中古本で50円程度で入手できるようだ。

先日、私はある遠方の方にメール送信した。するとその方から折り返し、

電話連絡をいただいた。じつに恐縮したが、初対面のメールやりとりより、

肉声を介した会話はなにより有り難かった。まだ会ったことがない方だが、

しゃべり言葉の中から、性格やそのときの気分やら、様々なことが

伺い知れる。それが鬱陶しい、と感じる人も多いだろうが、私はそうではない。

結局、私はなにがしかのやりとりを、メールだけで済ませるのは不本意で、

かならず面と向かって、膝を交えてお話をしたい。

したがって、その遠方の電話をいただいた方には、

必ず会いに行くつもりだ。そして、直接、お礼を告げたい。

その旅のスケジュールを、検討中です。



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