飼育中のクロヒカゲ幼虫が、4度目の眠に入った。
先月初め、クロヒカゲの産卵を目撃し、その卵を採取してから育てている。
明朝には脱皮して、終令の5令へとステージが進むだろう。
文献によれば、終令幼虫での越冬もあるようだが、私のこれまでの観察では、
越冬幼虫は3令が多かった。飼育中の幼虫は屋内という条件下で成長が速いのは
当然だろう。
もちろん気にかけて、我が家の林での野外幼虫も並行して観察している。
つい先日、見つかった幼虫はいづれも、2令だった。
眠に入っているものもいて、それらは今日、3令となっていた。
話は変わるが、野外のクワから持ち帰っていた、クワゴの繭から
ようやくのこと、一昨日、1♂が羽化した。今年最後の世代は今頃、羽化するようだ。
まだ残る2つの繭は羽化していない。