南向きの家壁にずっと陣取っていた、オオカマキリの♀だが。
今朝になって、死んでいた。
さらし首のようで、さすがの私もそっと壁から引き離してやった。
外傷がないかどうか、しつこく検分してみたが、見た目での死因はわからず。
ぺしゃんこになった腹部を見るにつけ、自然死ではないか、と思えた。
このあと草原の中に横たえておいた。
〜機材、発掘とは〜
嫁さんが子供の「中学生音楽会」のビデオ録画をしたい、というので
カメラはOLYMPUSのE-PL2、それとスリックの一脚を手渡した。
観客席だから三脚を立てることができない。ならば、一脚となった。
細かい操作の説明をしたあと、ほんとにうまく撮影できるかどうか心配だったが
ちゃんと撮影できていた。E-PL2のボディ内ブレ防止機能はしっかり効いていたし、
肝心の音声も奇麗に録れていた。ほんと、録音機能もいい。
一脚はスリックのかなり昔のものだ。
この一脚の石突きを何気なくいじっていたら、 アリャ!?
火星探査機みたいなのが、出て来た!
これを一脚の底にねじ込むと、 自立できます! 危ないけど。
嫁「これ使ってたら、もっと楽に撮影できたじゃん!!
プロのカメラマンが、なんで知らないわけ!」
私「そうだね。しかしねえ この一脚、Tさんの遺品でいただいたものなんだよ。
まさか、こんな仕組みがあるとは、今日まで知らんかった。
座頭市の仕込み杖みたいだね」