コンデジにクローズアップレンズを取り付け、高倍率接写ができる
仕組みを昨日、工作した。
(昨日の記事では、カメラ設定に誤りがあったので、訂正しました。)
コンデジの望遠ズーム端で最高倍率撮影ができるが、では逆にどこまで
引けるかテストしてみた。
まずは、コンデジ単体のマクロモードでテスト被写体を撮影。
モデルはOLYMPUSの「ペンちゃん」。高さ45ミリのフィギュアだ。
EX-ZR300のマクロモードでは、このように広角接写となる。
さて、レイノックスのクロースアップレンズをアダプターを使って装着。
最高倍率で撮影⬇️
ペンちゃんの右目がほぼ画面いっぱいに写る。
こんどはズームレバーで広角側に少し戻す。ギリギリ画面がケラれないところで
撮影したのが、こちら⬇️
画面右上に赤い写り込みが現れた。
この赤い写り込みは内蔵ストロボの発光が影響している。
焼酎ワンカップで拵えたアダプターが透明であるから、当然ではある。
予想はしていたが、ちょっと残念。アダプターが透明のほうが改造カメラの面白み
があった。だが、撮影結果がこれでは仕方が無い。
アダプターを黒のラッカーで塗装しておいた。
仕事部屋を出たすぐの草むらで、ウマオイの♀が休んでいたので、
テスト撮影してみた。 顔のアップだ。
「ペンちゃん」の写真も、このウマオイの顔も、内蔵ストロボに
NikonのSB-30をスレーブ発光させて、撮影した。つまり左右から2灯のライティング。
「ペンちゃん」の目のアップも、ウマオイの眼のアップも、深度はかなり浅い。
コンデジの受像素子は小さいので、深度が深い、とはよく言われるけれど、
ここまで倍率が高くなると、ピントが合う範囲はきわめて狭い。
撮影時もピント合わせにはたいへん苦労し、何度もやり直している。
外部ストロボを付け足したのでは、手軽さからほど遠くなってしまうのも考えものだ。
できれば内蔵ストロボだけで、光を回したい。
となると、ディフューザーを工夫するしかない。
ちょっと面倒な工作が必要だ。