先日、紹介したナガニジゴミムシダマシの一種。
この仲間は、朽ち木の日陰や、樹皮の隙間に潜り込んで越冬する。
写真は、TG-3の深度合成で撮影した。 もっとも、
屋外ではこのように見えることはまずない。写真は照明を工夫してできるだけ
紋様が浮き上がるようにしている。まさに不自然な写真ともいえるが、
光の当たり方で見え方は全く違う、ということが判っていただけるかと思う。
これは生態写真ではなく、あくまでも標本写真なのである。
ナガニジゴミムシダマシ属Ceropriaには、少なくとも4種以上いて、
いづれも酷似しており、判別が極めて難しい。
ちなみに保育社の図鑑解説を読んでも、さっぱり区別はできない。
例えばナガニジゴミムシダマシ「上翅は赤紫色の勝った虹色の金属光沢を帯びる」。
とあり、
フトナガニジゴミムシダマシでは「上翅は赤紫色の強い虹色の金属光沢を帯びる」
とある。
「勝った」と「強い」という表現の違いを、どう解釈するといいのだろうか?
もちろん識別点は体各所について複数、記載されてはいるが、
近似種をズラリと並べて比較できなければ、ほとんど解釈不可能にさえ思える。
それとナガニジゴミムシダマシという属名も長いので、ケロプリアと呼びたい。
「けろぷりあ」、なんじゃいそれは?だが、Ceropriaは世界に通じる学名
この仲間は、朽ち木の日陰や、樹皮の隙間に潜り込んで越冬する。
写真は、TG-3の深度合成で撮影した。 もっとも、
屋外ではこのように見えることはまずない。写真は照明を工夫してできるだけ
紋様が浮き上がるようにしている。まさに不自然な写真ともいえるが、
光の当たり方で見え方は全く違う、ということが判っていただけるかと思う。
これは生態写真ではなく、あくまでも標本写真なのである。
ナガニジゴミムシダマシ属Ceropriaには、少なくとも4種以上いて、
いづれも酷似しており、判別が極めて難しい。
ちなみに保育社の図鑑解説を読んでも、さっぱり区別はできない。
例えばナガニジゴミムシダマシ「上翅は赤紫色の勝った虹色の金属光沢を帯びる」。
とあり、
フトナガニジゴミムシダマシでは「上翅は赤紫色の強い虹色の金属光沢を帯びる」
とある。
「勝った」と「強い」という表現の違いを、どう解釈するといいのだろうか?
もちろん識別点は体各所について複数、記載されてはいるが、
近似種をズラリと並べて比較できなければ、ほとんど解釈不可能にさえ思える。
それとナガニジゴミムシダマシという属名も長いので、ケロプリアと呼びたい。
「けろぷりあ」、なんじゃいそれは?だが、Ceropriaは世界に通じる学名