アリと言えば、小さいことの代名詞でもあるが、そのアリの中でも体長2ミリというウロコアリは、やっぱり小さい。
4年前に伐採したクヌギの小枝が、今では土のごとく腐朽が進んでいる。樹皮は軽々と摘んで外せるほどだ。そうやって樹皮をめくってみれば、なにやら茶色の塊が現れた。どうやらアリだろう、とまではわかったが、アリ一匹の姿がまったく見えてこない。さっそく高倍率レンズで覗いてみれば、ウロコアリのコロニーであった。
かつてウロコアリを撮影したのは30年ほど前のことで、東京都大田区の池上本門寺境内だったと思う。池上のアパートで一人暮らしをしていた頃だ。あの当時、ウロコアリは結構、頻繁に見つかっていたようにも記憶している。
ともかく、おとなしいアリで、動きはきわめておっとりしている。この大きさで機敏に動かれたら、写真撮影はとてもできたものではない。庭で腹這いになって撮影してみた。懐かしい、アリ達だ。
4年前に伐採したクヌギの小枝が、今では土のごとく腐朽が進んでいる。樹皮は軽々と摘んで外せるほどだ。そうやって樹皮をめくってみれば、なにやら茶色の塊が現れた。どうやらアリだろう、とまではわかったが、アリ一匹の姿がまったく見えてこない。さっそく高倍率レンズで覗いてみれば、ウロコアリのコロニーであった。
かつてウロコアリを撮影したのは30年ほど前のことで、東京都大田区の池上本門寺境内だったと思う。池上のアパートで一人暮らしをしていた頃だ。あの当時、ウロコアリは結構、頻繁に見つかっていたようにも記憶している。
ともかく、おとなしいアリで、動きはきわめておっとりしている。この大きさで機敏に動かれたら、写真撮影はとてもできたものではない。庭で腹這いになって撮影してみた。懐かしい、アリ達だ。