桃色いもむし

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陽当たりのいい畦道や土手では、緑色の盛り上がりがあちこちで目立ってきた。スイバやギシギシである。農家の方からは雑草として嫌われるが、四季の移ろいを告げてくれる野草である。
丸く透けた食痕を辿っていけば、桃色を帯びた草鞋型のイモムシが見つかる。
ベニシジミの幼虫である。 (画面中央下よりにいます。)
ベニシジミ_MG_3677.JPG全身緑色の幼虫もいるが、今日見つかった4頭は全部、桃色型(紅色)であった。
ベニシジミ_MG_3704.JPGころんと横倒しになったこの幼虫は、なんだか様子がおかしい。
ベニシジミ_MG_3690.JPGかなり衰弱しているか、あるいはすでに死んでいるかのようであった。体が硬直している。
ベニシジミの幼虫たちは、これからさらに食欲を増し、今月末〜来月はじめ頃には蛹になるだろうか。

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