スイバの葉っぱや茎の様子は、何となくホウレンソウに似ているので、近縁なのかと誤解していた。スイバはタデ科であり、ホウレンソウはヒユ科。しかもスイバは食べれないと思っていたが、これも春菜として若芽が調理具材になると知って驚いた。私、56年も生きてきて、知らないことばかりです。そのスイバでは紅芋虫がすくすくと育っている。
スイバの葉は水分たっぷりなので、紅芋虫(ベニシジミ)のフンはテカテカの粘土状。キャベツを食うモンシロチョウ幼虫も同様。紅芋虫の顔も見ておきたいと、土手に寝そべってカメラを構えてみた。
写真の紅芋虫は終令であるが、まだ3令の若い個体もいくつか見つかった。幼虫越冬のベニシジミでは成長のバラツキが大きい。
スイバを「すかんぽ」とも呼ぶが、私の育った松山では「すかんぽ」はイタドリの若芽のことで、これをポキンと折り取り、薄皮を向いておやつ代わりに食べたものだ。塩を付けると若干、酸っぱさが和らいだかと記憶している。今の時代、スカンポを食べるなんてことを経験する子供たちはほとんどいないのだろうと思う。私の幼少の頃、昭和30年代というのは、まだまだ日本は貧しい国だった。そのかわり野遊びの豊かさは存分にあったと思う。
本作りのために室内作業が続く。フィールドに出る時間は1時間とか、制限付きだが、いろいろとアイデアが浮かんで、短くとも楽しい時間ではある。
我が家の敷地の隣にある池は、町の土地であるが、町はまったく管理していない。この池には沢から清水が流れ込んでおり、ちゃんと整備すれば生き物豊かな水環境になるはずだ。しかし、地元の人たちもコイの養殖池あるいは、農業用水池としての価値観しか抱いていないようだ。コイは嫌いなのでここをコイ養育池にして欲しくない、と私は一人憤慨している。
スイバの葉は水分たっぷりなので、紅芋虫(ベニシジミ)のフンはテカテカの粘土状。キャベツを食うモンシロチョウ幼虫も同様。紅芋虫の顔も見ておきたいと、土手に寝そべってカメラを構えてみた。
写真の紅芋虫は終令であるが、まだ3令の若い個体もいくつか見つかった。幼虫越冬のベニシジミでは成長のバラツキが大きい。
スイバを「すかんぽ」とも呼ぶが、私の育った松山では「すかんぽ」はイタドリの若芽のことで、これをポキンと折り取り、薄皮を向いておやつ代わりに食べたものだ。塩を付けると若干、酸っぱさが和らいだかと記憶している。今の時代、スカンポを食べるなんてことを経験する子供たちはほとんどいないのだろうと思う。私の幼少の頃、昭和30年代というのは、まだまだ日本は貧しい国だった。そのかわり野遊びの豊かさは存分にあったと思う。
本作りのために室内作業が続く。フィールドに出る時間は1時間とか、制限付きだが、いろいろとアイデアが浮かんで、短くとも楽しい時間ではある。
我が家の敷地の隣にある池は、町の土地であるが、町はまったく管理していない。この池には沢から清水が流れ込んでおり、ちゃんと整備すれば生き物豊かな水環境になるはずだ。しかし、地元の人たちもコイの養殖池あるいは、農業用水池としての価値観しか抱いていないようだ。コイは嫌いなのでここをコイ養育池にして欲しくない、と私は一人憤慨している。