庭のキンカンには、ナガサキアゲハの越冬蛹が3個ついていたが、2個は外見からして死んでいることが明らかであった。残る1個、いや1頭の蛹も様子が怪しいとは感じていた。
写真は2週間ほど前に撮影したもの。ところが、今日になって写真の蛹が何者かに食害されていることに気付いた。
写真は2週間ほど前に撮影したもの。ところが、今日になって写真の蛹が何者かに食害されていることに気付いた。
帯糸が切れて蛹は宙ぶらりんになり、体は破断して内部があからさまになっている。よく見れば、寄生バチの幼虫(ウジ虫)がいっぱい詰まっている。
やはり、なとは思った。おそらく鳥の仕業であろうが、鳥が食べたつもりの蛹は、じつは寄生バチの袋詰餃子だったわけである。
次男の県立高校入試も今日で終了。面接を終えるまで、高校の近くの駐車場で待つ間、「冬の鷹」吉村昭(新潮社)を読む。「解体新書」の訳者、前野良沢と杉田玄白の両者はあまりにも対称的であり、その人間模様がきわめて興味深い。安直に、自分はどちら派だろうか?などと興味が湧く。
やはり、なとは思った。おそらく鳥の仕業であろうが、鳥が食べたつもりの蛹は、じつは寄生バチの袋詰餃子だったわけである。
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