ヤブヤンマのヤゴ抜け殻

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昼前から陽射しが出て、気温がグングン上がった。クマバチのメスが盛んに花を訪れていた。冬越しから目覚めて、活動を始めた虫が一気に増えた。    (昨日、20日)
クマバチ_MG_4515.JPG多年草のマムシグサは、去年と同じ場所で大きな仏炎苞を広げている。
マムシグサ_MG_4547.JPG
ほとんどの株で、仏炎苞の色は紫色だが、一株だけ薄緑色の株がある。その仏炎苞のなかに、ツマグロオオヨコバイが、潜んでいた。
マムシグサ_MG_4554.JPG落ち葉の下などで越冬していたツマグロオオヨコバイも、これから配偶者と出会い、4〜5月にかけて産卵する。その産卵する姿を撮影することは、ずっと宿題のままだった。

林の人工池に、コセアカアメンボの姿は無くなったが、ヤブヤンマのヤゴの脱皮殻が浮かんでいた。
ヤブヤンマの抜け殻_MG_4556.JPG大きさからして、ヤゴは終令になったようだ。以前、クロスジギンヤンマの脱皮直後のヤゴの写真を載せたことがある。種類を問わず、脱皮直後は明るい鮮やかな体色をしている。それを期待して少し探してみたが、もうとっくに色付いたのだろうか、ともかく枝でかき回した程度では、ヤゴの姿を確認できなかった。


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