与那国島から戻ると、私を待ち詫びていたかのように、カイコが一斉にふ化した。去年の秋に産卵したものだ。屋外飼育室にいい加減に放り出しておいたのだが、カイコの卵はけっこう丈夫である。ふ化率はほぼ100%に近い好成績。その餌換え作業だけで、今日はほとんど潰れてしまった。一体、何匹いるのだろう!?
さて、先日、与那国島で出会った、オキナワホウジャク幼虫のことを書いておこう。
本種の食樹はユズリハで、島内のあちこちで出会った。若葉のところには卵と若齢幼虫がまとまって見つかる。卵だけでは自信がなかったが、傍に若齢幼虫がいたことから本種の卵として間違いないだろう。
終齢幼虫は一匹しか見つからなかったが、12年前に石垣島で初めて出会って以来のこと。
当時、種名がわからなかったが、「スズメガ科幼虫図譜」松浦寛子(2004:増補版)で同定できたのは昨年のことである。
とても鮮やかな色紋様で特徴がはっきりしている。まだ、成虫の姿は見たことが無い。
ユズリハにつく、鮮やかなホウジャク幼虫、ということで憶え易い。
島内の林道を歩いていると、よく目についたのが、紫色をしたマメ科の大きな花だった。
カショウクズマメ(トビカズラ属)で、別名「ハネミノモダマ」。実も面白い形をしているようだ。
さて、先日、与那国島で出会った、オキナワホウジャク幼虫のことを書いておこう。
本種の食樹はユズリハで、島内のあちこちで出会った。若葉のところには卵と若齢幼虫がまとまって見つかる。卵だけでは自信がなかったが、傍に若齢幼虫がいたことから本種の卵として間違いないだろう。
終齢幼虫は一匹しか見つからなかったが、12年前に石垣島で初めて出会って以来のこと。
当時、種名がわからなかったが、「スズメガ科幼虫図譜」松浦寛子(2004:増補版)で同定できたのは昨年のことである。
とても鮮やかな色紋様で特徴がはっきりしている。まだ、成虫の姿は見たことが無い。
ユズリハにつく、鮮やかなホウジャク幼虫、ということで憶え易い。
島内の林道を歩いていると、よく目についたのが、紫色をしたマメ科の大きな花だった。
カショウクズマメ(トビカズラ属)で、別名「ハネミノモダマ」。実も面白い形をしているようだ。