ヒメウラナミジャノメ、ごく身近な蝶だけど、いいね。
地味だけど、いいね。翅うらの模様には目が止まるけれど、表は意外と見ていなかった。表もいいね。
バイクで近所のフィールドを回ってみたのだが、オオテントウの生息地としてはもっとも近い場所が激変していた。杉山が伐採され私の頭みたいに坊主になっていた。
地味だけど、いいね。翅うらの模様には目が止まるけれど、表は意外と見ていなかった。表もいいね。
バイクで近所のフィールドを回ってみたのだが、オオテントウの生息地としてはもっとも近い場所が激変していた。杉山が伐採され私の頭みたいに坊主になっていた。
禿げ山の手前に残された茂みが、ホウライチクの林。オオテントウの数は極めて少ないが、例年ここで発生していた。しかし、裏山がこのように伐採されてしまい明るくなったことは、オオテントウにとってはダメージが大きい。オオテントウは明るい環境を好まないからだ。
昨日、紹介したハラグロオオテントウとともに、オオテントウも日本のテントムシ科の中では最大級の大きさがある。ハラグロオオテントウはクワにつくクワキジラミを、オオテントウはホウライチクにつくタケツノアブラムシを主に餌として成長する。日本最大種のテントウムシに会いたければ、それぞれの好む環境、樹種を知っていることが第一条件となる。虫を見る前に自然環境を眺め、想像力を掻き立てる。肝心の虫に出会えなくても、「ああ、この景色があるなら、焦ることはない。いづれきっと出会えるはず。」という、読みができるようになる。自然を読み解く、とは一つにはこういうことかと思う。
昨日、紹介したハラグロオオテントウとともに、オオテントウも日本のテントムシ科の中では最大級の大きさがある。ハラグロオオテントウはクワにつくクワキジラミを、オオテントウはホウライチクにつくタケツノアブラムシを主に餌として成長する。日本最大種のテントウムシに会いたければ、それぞれの好む環境、樹種を知っていることが第一条件となる。虫を見る前に自然環境を眺め、想像力を掻き立てる。肝心の虫に出会えなくても、「ああ、この景色があるなら、焦ることはない。いづれきっと出会えるはず。」という、読みができるようになる。自然を読み解く、とは一つにはこういうことかと思う。