ずぶ濡れでも、平気虫

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梅雨はまだまだ続く。昨日は蒸し暑かったが、今日は長袖シャツでも肌寒いほど気温が低い。こんな天気では農作物にも影響が出るだろう。
庭のイヌビワでは、イシガケチョウの若齢幼虫が雨に濡れていた。
イシガケチョウ幼虫P7040030.jpgクヌギの梢では、オオフタモンウバタマコメツキがうづくまっていた。
オオフタモンウバタマコメツキP7040035.jpgオオフタモンウバタマコメツキは、灯火によくやって来るが、それ以外では朽ち木上で見かける。こうして緑の葉上で見るのは初めてである。

さて、このところ飼育で使い始めたケースは、おにぎりケース。100円で10個と安い上に軽いので、吊り下げ式飼育にはちょうどいい。今日はクヌギで見つけたアカスジアオリンガ幼虫が新たに入居。
アカスジアオリンガP7040019.jpgしばらくして「カッタン、コトン!」という、糞が落っこちたときの音がはっきりと聞こえた。なるほど、このケースは音も響き易いわけで、幼虫の健康状態を耳で確認できるのがいい。

水ものは、ケースを水平にしてゆりかご吊りとする。これなら、水漏れしない。
アカスジアオリンガP7040021.jpg本の仕事で必要な写真を得るために、飼育する昆虫も増えてきた。とくに今の時期が一番忙しい。
雨が降ろうが止もうが、忙しさに変わりはない。こうしてデスクのすぐ背後に吊るしておけば、うっかり忘れることもないかと思う。

写真は全て、OLYMPUS TG-3。
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