マダラアシゾウムシ

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三股町 長田

アカメガシワの樹液は、主にコウモリガ幼虫が穿ったトンネルの開口部から滲み出る。コクワガタとヒラタクワガを覗きに行くと、隣の木の樹液にはマダラアシゾウムシが来ている。今日で、3頭目を確認。

マダラアシゾウムシIMG_8808.JPG体全体が樹皮にそっくりな擬態だから、どこにゾウムシがどういった格好でいるのかもわかりづらいだろう。手で摘まみ上げると、脚を縮めて死に真似をする。

マダラシゾウムシ擬死IMG_8810.JPGしかし、しっかり脚を縮めての死に真似は、ここまで。撮影場所に移動し、さて、カメラを構え直すと、脚を伸ばしたままの、手抜きの真似しか、やってくれない。
ふむ、どうやら、死に真似にも、それなりにエネルギーがいるのではないか、と思えてくる。
死んだふり、これを人がやるとなると、結構、疲れる。もっとも、外骨格の昆虫と我々では、あまりにも事情が掛け離れてはいるが。
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