三股町 田上
今朝も濃い霧だった。西隣のラッキョウ畑が朝陽を浴びて白く輝いていた。
半月程前から植え付け作業が始まり、ときどきその様子を窓から目にしていた。ここの畑は以前、育牛用の牧草地だった。牧草畑の畦では枯れ葉剤を使わない。なぜなら枯れ葉剤(農薬会社は除草剤と言い換える小賢しいことをする)は牛の健康に良くないと、育牛家の方は思っているからだ。畦の雑草も刈り取ったあと蔓草を丁寧に除去して、牧草として使っていたから、それは当然だろう。だから畦はいつも丈の低い草地環境を維持できており、そこには様々な生き物が棲んでいた。様々な野草も育まれていた。もちろん、定期的な草刈り作業が必要で、それはそれなりの労力を要する。
ラッキョウ畑を過ぎてすぐの畦道で、ヤマラッキョウの花を一株だけ見つけることができた。すぐ傍では夜露の滴を全身に纏った、ヤマトシジミもいた。
今朝も早くから杉材の積み出し作業が始まっていた。
今朝も濃い霧だった。西隣のラッキョウ畑が朝陽を浴びて白く輝いていた。
半月程前から植え付け作業が始まり、ときどきその様子を窓から目にしていた。ここの畑は以前、育牛用の牧草地だった。牧草畑の畦では枯れ葉剤を使わない。なぜなら枯れ葉剤(農薬会社は除草剤と言い換える小賢しいことをする)は牛の健康に良くないと、育牛家の方は思っているからだ。畦の雑草も刈り取ったあと蔓草を丁寧に除去して、牧草として使っていたから、それは当然だろう。だから畦はいつも丈の低い草地環境を維持できており、そこには様々な生き物が棲んでいた。様々な野草も育まれていた。もちろん、定期的な草刈り作業が必要で、それはそれなりの労力を要する。
ラッキョウ畑を過ぎてすぐの畦道で、ヤマラッキョウの花を一株だけ見つけることができた。すぐ傍では夜露の滴を全身に纏った、ヤマトシジミもいた。
今朝も早くから杉材の積み出し作業が始まっていた。
杉林の道沿いの一列は刈り残されて、壁になっている。いづれ工期の最後にはこの壁も全て伐採されるのだろう。