三股町 田上
今朝も濃い霧で、霧がようやくはれ始めたのは午前7時半以降だった。
昨日に引き続き、今日も気温は上がり室内では20度C以上あった。
タテハモドキが、どこからかフラリと庭に現れた。
カラスザンショウの実には、ヒヨドリをはじめ野鳥たちが訪れている。高い梢から落ちてきた実。黒い種子を食べているんだなあ。いい香りがする。
アカメガシワの黄葉も、ポツリ、ポツリ。
『海の祭礼』吉村昭を、一昨日、ようやく読み終えた。ペリーが来航して締結した条約の中で、アメリカの捕鯨船の給水や石炭の補給港を開港せよ、というのが大きな項目としてあった。当時の幕府は苦渋の選択を強いられたわけだ。ところがその直後、アメリカでは石油掘削が発展し、クジラ油が石油に置き換わり、捕鯨業が消滅してしまうという、大変革が生じていた。渋々、開港したにも関わらず、港に寄港する捕鯨船は皆無という、とんでもなく皮肉な結末が待っていたのだ。アメリカさんには、ほんと、ずっと翻弄されている、ニッポンですな。
今朝も濃い霧で、霧がようやくはれ始めたのは午前7時半以降だった。
昨日に引き続き、今日も気温は上がり室内では20度C以上あった。
タテハモドキが、どこからかフラリと庭に現れた。
カラスザンショウの実には、ヒヨドリをはじめ野鳥たちが訪れている。高い梢から落ちてきた実。黒い種子を食べているんだなあ。いい香りがする。
アカメガシワの黄葉も、ポツリ、ポツリ。
『海の祭礼』吉村昭を、一昨日、ようやく読み終えた。ペリーが来航して締結した条約の中で、アメリカの捕鯨船の給水や石炭の補給港を開港せよ、というのが大きな項目としてあった。当時の幕府は苦渋の選択を強いられたわけだ。ところがその直後、アメリカでは石油掘削が発展し、クジラ油が石油に置き換わり、捕鯨業が消滅してしまうという、大変革が生じていた。渋々、開港したにも関わらず、港に寄港する捕鯨船は皆無という、とんでもなく皮肉な結末が待っていたのだ。アメリカさんには、ほんと、ずっと翻弄されている、ニッポンですな。