フタスジヒラタアブ幼虫

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三股町 田上

一週間、家を空けて戻ってみれば、林の様子がずいぶんと違って見えた。
コナラ黄葉IMG_1085.JPGコナラの黄葉もだいぶ落ちていた。

エノキの枝に、フタスジヒラタアブの幼虫が巻き付いていた。名付けて「襟巻きアブ」だ。

フタスジヒラタアブIMG_1942.JPG体の太り具合からして、獲物には不自由していないようだ。この幼虫はこうして、通りかかる
虫やクモなどを待ち伏せしているのである。枝の向きに対して垂直に、きっちりと巻き付く姿勢で関所を構える。枝の外径が体長とほぼ同じであれば、もっと完璧な関所となる。

お尻には先端がY字型をした呼吸突起がある。
フラスジヒラタアブ_Z5A1402.JPGフタスジヒラタアブの発生回数、出現時期などは不詳。12月末頃に羽化した例や、3月に新成虫を目撃したことがある。
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