三股町 田上
朝、霧がしだいに濃くなっていった。
画面奥の霧島山も、すぐ近景も、全て真っ白になって、視界はせいぜい2、30メートルまでしか効かなくなった。しかも、昨日と打って変わってだいぶ冷え込んだ。
自転車を漕ぎ、朝練に出掛ける次男の姿もすぐ見えなくなった。
霧の中、犬の散歩に出た。 午前7時10分。
杉植林の伐採跡に残された、一本のクスノキ。
これまで杉林に取り囲まれ、日照不足のため、葉っぱは樹冠部のみにわずかしかない。大きなモヤシみたいだ。地主の方から、このクスノキは残すように指示があったそうだ。伐採業者の社長さんが、このクスノキなら高く売れるのに、と残念そうに語っていた姿を思い出す。
もやしクスノキの樹高は結構あって、18メートルを超えているのではないだろうか。
午前8時頃にはすっかり晴れ間となった。あたり一面、びっしょり。
庭のユズの傍にあるヤマアジサイを覗き込んでみた。期待した通り、ナガサキアゲハの越冬蛹が、見つかった。しかも、緑色型。その理由はおそらく葉っぱが青いうちに蛹化したせいだろう。
落葉したあと、かろうじて枝に引っ掛かっていた。
朝、霧がしだいに濃くなっていった。
画面奥の霧島山も、すぐ近景も、全て真っ白になって、視界はせいぜい2、30メートルまでしか効かなくなった。しかも、昨日と打って変わってだいぶ冷え込んだ。
自転車を漕ぎ、朝練に出掛ける次男の姿もすぐ見えなくなった。
霧の中、犬の散歩に出た。 午前7時10分。
杉植林の伐採跡に残された、一本のクスノキ。
これまで杉林に取り囲まれ、日照不足のため、葉っぱは樹冠部のみにわずかしかない。大きなモヤシみたいだ。地主の方から、このクスノキは残すように指示があったそうだ。伐採業者の社長さんが、このクスノキなら高く売れるのに、と残念そうに語っていた姿を思い出す。
もやしクスノキの樹高は結構あって、18メートルを超えているのではないだろうか。
午前8時頃にはすっかり晴れ間となった。あたり一面、びっしょり。
庭のユズの傍にあるヤマアジサイを覗き込んでみた。期待した通り、ナガサキアゲハの越冬蛹が、見つかった。しかも、緑色型。その理由はおそらく葉っぱが青いうちに蛹化したせいだろう。
落葉したあと、かろうじて枝に引っ掛かっていた。