アオモンツノカメムシ、ふたたび

| | トラックバック(0)
三股町 田上


一昨日、ふ化を確認したアオモンツノカメムシの卵たち。今日になっても、まだ全部がふ化しきれていない。
アオモンツノカメムシふ化IMG_1655.JPGふ化幼虫は、5頭。未ふ化卵は、6個。そしてふ化殻は10個。
つまり、ふ化したものの、行方不明の幼虫が5頭もいる、どこへ行ったのだい?

もちろん、行方知らずの幼虫を探してはいる。でも、一頭も見つかっていない。
カメムシの卵は通常は、一斉ふ化することが多いから、こういったダラダラふ化を見ていると、どうも様子が変だなあ、と感じる。そう、今の所、変だなあ〜、くらいのことしか言えない。

8年前には、私の背丈ほどだった道沿いのクヌギ林を訪れてみた。ここは手が届く枝が多く、冬越しする虫の観察にはうってつけだった。今は低い枝は綺麗に剪定されて、シイタケほだ木になる準備が着々と進んでいる。
クヌギ0204IMG_1673.JPG
クヌギの成長はじつに早い。だからこそ、薪炭林として長きに渡って、活用されてきたのだろう。こうした人工林が、知らぬ間に昆虫や様々な生き物のすみかにもなっていたのだ。

« ギンシャチホコ繭で、ござる       しわざ〜泥巣の色々 »