早春蛾、ふたたび

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三股町 田上

庭の畑で、エンドウ豆の柵作りをした。まずは、材料の竹を刈る。根元からひん曲がったホテイチクとメダケがちょうどあったので、これを数本伐採して担ぎ上げた。これがけっこうキツかった。まあ、山歩きのトレーニングと思えばいい。傾斜角30〜40度の斜面を登った。


毎年、天然の竹材を敢えて使うのは、昆虫観察のためでもある。竹材には様々な昆虫が集まって来るからだ。

さて、柵作りの合間に、下の谷津田に降りてみた。今日も暖かい。さすがにこんな天候なら、フチグロトゲエダシャクのオスが飛んでいるに違いない、と思った。
しかし、期待通りにはいかず、オスの姿は無かった。メスも見つからず。30分ほどで引き上げた。

柵作りを再開しようと庭を歩いていたら、目の前をチラチラと舞う、オスがいた。白っぽく見えて、それと知らなければ、大抵は気付かないだろう。低いところをジグザグに飛んでいる。やがて、チガヤの枯れ薮に飛び込んだ。

フチグロトゲエダシャク交尾前_Z5A1768.JPG
そこにはコーリング中のメスがいて、交尾が成立した。

フチグロトゲエダシャク交尾IMG_2614.JPG
我が家の庭も、周辺の生息地とつながっており、毎年、わずかではあるが発生している。

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