スイバ、起つ

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三股町 田上

スイバやギシギシの葉が、元気よく立ち上がり始めた。そんな中、暗黒と重圧に見舞われた、スイバがあった。

スイバIMG_2745.JPGかわいそう、と言うよりも、どうなったの?  と好奇心に駆られて、めくってみた。

スイバIMG_2747.JPG
これは、まるでホウレンソウだなあ〜。  「もっと、光を〜!!」という声が、、、、聞こえたような。

今日は、北九州から、武田晋一さんが、家族旅行の途中に立ち寄ってくれた。武田さんの著書はたくさんあるが、近著では「カタツムリハンドブック」(文一総合出版)が好評中。この本もそうだが、こうした生き物相手の仕事では、経費の算段がつかないことがほぼ当たり前で、自然写真家=冒険家とも言えるだろう。とは言え、無鉄砲な冒険に挑むつもりはない。稼ぐという目的を外しては、仕事とは言えない。本の作り手側としての責任も大きい。冒険ではあっても、どこかに抜け道を見いだす、そういう感性が我々、自然写真家には必要であろうかと思う。

さて、武田さんと話し込んでいるとき、珍しく、玄関のチャイムが鳴った。
玄関にはビニール袋を下げた、地区の知り合いの方が立っていた。Kさんだ。
ビニール袋の中には、カブトムシの幼虫が佃煮に出来るほど、入っていた。
「虫、好きでしょ。これ、うまくふかするかな?」、とは、Kさん。
カブトムシIMG_2754.JPGいただいた幼虫は、餌不足で小柄だった。
このあと、大きな容器に移し、柔らかいクヌギの朽ち木と、栄養満点の腐葉土をたっぷり、入れておいた。まあ、しかし、小さくても、カブトムシはカブトムシに変わりない。でかければ、でかいほどいい、という奇妙な価値観を人間が勝手に妄想しているだけであろう。






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