アケビコノハ、1令幼虫

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三股町 田上

一昨日、アケビコノハ卵のふ化が始まった。卵期は7〜8日間だった。

ふ化した直後から、あの独特なポーズをしていた。卵殻は全て食べ尽くす。写真は本日撮影したもので、ふ化後二日目。アケビの若葉を食べて、葉の緑色がそのまま透けて見える。ふ化直後はほぼ透明な姿だった。
ふ化後二日目アケビコノハ_Z5A3994.JPG幼虫の体長は曲がった姿勢で、4.5ミリ。ちょっとした振動にも敏感で、危険を察知すると糸でぶら下がる。この姿の幼虫がいづれ脱皮すると、真っ黒になるのだろうか?わかってはいても、じつに不思議だ。

昨日とは打って変わって、今日は夏日。アオスジアゲハの飛翔があちこちで目についた。ツツジにはミヤマカラスアゲハのオスも来ていた。下の池の縁では、シオヤトンボのカップルがいた。アサヒナカワトンボの姿も一気に増えた。
シオヤトンボIMG_3431.JPGアケビコノハ幼虫の写真は、Canon EF65ミリマクロ+5DmarkⅢを使用し、倍率は3倍で撮影。
Canon EF65ミリマクロの描写能力からして、私は3倍が限度として使っている。それ以上の倍率が必要な場合は、別のレンズワークか、あるいはマイクロフォーサーズの出番となる。

さて、今月の29日には三股町内の早馬神社で恒例の祭りが予定されている。

田上の俵踊り保存会も数年ぶりに参加することになっていて、今夜は練習の初日であった。私は膝の調子が良くないので辞退するつもりだったが、踊り手が少ないのでとりあえず練習にだけは参加することにした。いざとなれば、踊る覚悟もしていた。
しかし、今回の熊本地震の被害が甚大なこともあり、まだ復興の見通しも立たない中、近県にあっては祭りの開催を自粛することになった。もっとも、神社としては祭り開催の方針でいるらしい。いるらしいが、行事に参加する団体が軒並み辞退するという、寂しい祭りになるのかもしれない。
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