タイワンオオテントウダマシ

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三股町 田上

午後6時過ぎ、飼い犬チョロの水桶に、タイワンオオテントウダマシが止まっていた。白いボールなので虫体がよく目立つ。デカイしね。

タイワンオオテントウダマシP4270028.jpgここにいた理由は明らかで、犬小屋の周囲にクヌギとナナミノキの朽ち木を置いてあるからだろう。朽ち木を置いた理由はと言えば、チョロが地面に大穴を掘りまくるからだ。雨が降ると水たまりになるし、思わず足をとられることもあるので、掘削を諦めさせるための対抗処置だ。しかし、これもいたちごっこになる。ウンウン言いながら重い朽ち木を運んで、穴を塞ぐも、その端からまたトンネル堀が始まる。

タイワンオオテントウダマシは去年の夏にかなりの数が繁殖していた。一昨年、伐採したクヌギ材の腐朽が進み、彼らの餌として好都合な菌が増えたからだろう。どうやら本種はクヌギの朽ち木につく菌を好むようである。

写真の個体は冬越しから目覚めて活動を始めたようだ。左後脚のふ節が欠けている。

昨日あたりから、飼育中のアケビコノハ幼虫が次々と3令への脱皮を済ませていた。
今日も雨が降り続き鬱陶しい。

写真: STYLUS TG-3  (深度合成)

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