三股町 田上
居間の窓から赤い虫コブが見えた。小さいけれど、その深紅の色は際立っていた。
コナラの新梢の芽にできる、ナラワカメハナツボタマフシで、このしわざの主は、ナラワカメハナツボタマバチである。拙著「むしこぶ みつけた」(ポプラ社)にもこの虫コブを掲載したが、これほど鮮やかな色は初めて見た。まるでマッチ棒のようだ。この虫こぶの成長は極めて早いそうだ。1週間〜10日間で成熟すると地面に落下する。ハチの子一匹のゆりかごである。
夕方、霧島山が浮遊島のごとく不気味に見えた。
居間の窓から赤い虫コブが見えた。小さいけれど、その深紅の色は際立っていた。
コナラの新梢の芽にできる、ナラワカメハナツボタマフシで、このしわざの主は、ナラワカメハナツボタマバチである。拙著「むしこぶ みつけた」(ポプラ社)にもこの虫コブを掲載したが、これほど鮮やかな色は初めて見た。まるでマッチ棒のようだ。この虫こぶの成長は極めて早いそうだ。1週間〜10日間で成熟すると地面に落下する。ハチの子一匹のゆりかごである。
夕方、霧島山が浮遊島のごとく不気味に見えた。