E-M3の単焦点マクロレンズ、 EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM

| | トラックバック(0)
三股町 田上

Canonのミラーレスカメラ専用のマクロレンズ、EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMを今日も使ってみた。

最高倍率より少し引き気味で、タケトゲハムシの食事中の姿。ササの葉表面を同じ巾で舐めとるように喰い進む。なんとも几帳面な食べ方だ。ササの葉で見つかる「しわざ」の代表(西日本限定だが)。

テストIMG_3297.JPG最高倍率で、この程度までは寄れる。 もう一息、倍率が欲しいが、マクロレンズ単体ではいい線だろう。
テストIMG_3302.JPG灯りにやって来た、シロアナアキゾウムシ。オレンジの模様に見えるのは、ダニの一種。
このゾウムシの白い部分は鱗片で、擦ると落ちてしまうので、指で触れる際には要注意。
テストIMG_3363.JPG
このレンズはもちろん35ミリ換算で45ミリ標準レンズとして風景撮影でも使える。亀甲壁面にコケの世界。多分、何種類かのコケがここで生きているのだろう。コケを知るためにはルーペが必要だ。
テストIMG_3382.JPG我が家の遠景。先月の半ば頃から田植えが盛んになって、梅雨本番を迎えた。湿潤国、ニッポンの光景だ。
テストIMG_3386.JPGここからレンズは、望遠ズームのEF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM。
テストIMG_3394.JPG結構寄れるので、トンボや蝶の撮影でも使える。ハラビロトンボのオス。うっかりAFの設定がサーボAFになっていたので、合焦しても少しカメラを動かすとピントがずれてしまった。AF設定をいじった記憶はないのだが、まだカメラ操作を習熟していないせいだろう。

休耕田の中に放置された伐採枝にキアシナガバチの巣があった。こんなむき出しの明るい場所で?と不思議に感じた。
テストIMG_3399.JPG巣を支える支柱が捻れており、明らかに巣の付き方が不自然だ。どうやら営巣後に枝が動いたのだと思う。しかも巣材が食い破られて乱れている。ヒメスズメバチの襲撃を受けたのではないだろうか?

さいごにレンズを、超広角ズームEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMに交換。昨日のキアゲハ蛹殻を撮り直してみた。 画面奥にコガネグモのメスがいる。このレンズもかなり寄れる。
テストIMG_3413.JPG谷津田の再奥にある湿地は、杉伐採の土場になっていたが、先月になって肥えた土を入れ始めた。

テストIMG_3417.JPG作業をしていた方に聞くと、田んぼにするとのこと。土止めにコンクリート塊を埋めてある。

ここまで来て、急に雲が厚くなり始め、小雨が降り出した。E-M3カメラは防塵防滴ではないので、慌てて家に引き上げることにした。ちょうど犬の散歩も終点間際だった。


EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMの内蔵LED照明は、夜や薄暗い場所での撮影時にモデリングランプとして重宝するかと思う。そのうちに試してみよう。



« コオニヤンマ       新刊「ぜんぶわかる!トンボ」 »