ケンポナシの花

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愛媛県  久万高原町

今さらだが、瀬戸内海の魚は美味しい。

昨夜の夕食は、2尾で480円の天然チダイを塩焼きで。これがじつに旨い!!
小さいけれど、1尾で充分おかずになった。松山の鮮魚コーナーに並ぶ魚種は豊富で、選ぶ楽しみもある。実家に帰ったときは、魚料理と讃岐うどんを必ず食べる。

さて、松山の実家から1時間20分の久万高原町の渓谷に赴いた。今回はどうしても、ケンポナシの花の写真を撮影しておきたかったからだ。去年は開花しなかった。ケンポナシには開花しない年があるが、それが隔年なのか不定期なのかは、よくわからない。私はずっと隔年開花だと思い込んでいた。

ケンポナシ701A3262.JPGたくさんの花には、マルハナバチ類やニホンミツバチが訪れていた。

ケンポナシ訪花701A3163.JPG花弁は5枚と図鑑にあるが、おしべと萼以外、どこが花弁なのかよくわからない。しかし、蜜は目に見えるほど溢れていた。

キノコ701A3288.JPG

松山発の鹿児島行きは、午後2時半なので午前中に撮影を終えるとまっすぐ松山空港を目指した。午前中は快晴だったが、昼過ぎ頃から曇り空になった。

離陸したあと、本を読んでいるうちにいつの間にか、九州上空を飛んでいた。プロペラ機の飛行高度は低いので、山容がよく見える。ちょうど窓際から阿蘇山もくっきりと見えた。

阿蘇上空IMG_3695.JPGケンポナシが結実する頃、また久万高原町に行く予定である。

松山の実家を発つとき(午前7時15分)、クマゼミの鳴き声を聞いた。シャワシャワという懐かしい音色に
時の経つ速さを感じた。

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