公園の虫

| | トラックバック(0)
都城市  8月11日「山の日」

都城市の中心街にある「神柱公園(かんばしら)」。公園の中央には東西に流れる川がある。川面を撫でるかのようにギンヤンマの♂が一直線に飛んでいる。
神柱公園川701A4472.JPGサクラの幹のちょうど目線の高さで、ヨコヅナサシガメ幼虫が脱皮していた。写真は脱皮直後。3令あたりだろうか。脱皮前の兄弟たちも周りに群れている。
ヨコヅナサシガメ幼虫IMG_4099.JPGキマダラカメムシは、成虫、幼虫ともに多く見られる。5令幼虫の姿はいかにも異国情緒に溢れる。
キマダラカメムシ幼虫IMG_4106.JPGキマダラカメムシの卵塊も見つかる。葉裏に綺麗に並べて産卵することが多いが、こうして枯れ枝やノキシノブなど細い箇所に産むこともよくある。
キマダラカメムシ701A4338.JPG前にも書いたが都城市やその周辺では、クマゼミが少ない。神柱公園でもアブラゼミが多く、クマゼミはたまにしか鳴き声を聞けない。今朝はしかし、一匹だけだが元気に鳴いていた。
ここの公園では発生していないのだろうか?と思っていたが、一個だけ抜け殻を見つけた。いつの日か、都城市でもクマゼミが増えてくるようなことがあるだろうか?


祝日「山の日」の今日から大型連休に入ったせいか、街中に位置するこの公園には人影が少ないように感じる。公園の中で撮影する自分としてはやり易い。公園での撮影は今日で三日目になるが、目標の成果を出せたので、ひとまず休止して別の仕事に切り替えることにした。来週にはまた再開するがどこまで食い下がるかは、状況しだい。
« カブトムシは、カラスのごちそう       盆まつり準備 »