アゲハチョウ祭り

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三股町 田上

朝、窓を開けると、今日はシロヘリクチブトカメムシが植木に止まっていた。

「おお〜、久しぶりだねえ」 と独り言をつぶやき、いそいそとフィルムケースを取りに行く。

家族は、こうした私の言動を毎日見ているせいか、何も感じていないか、あるいは聞かなかったことにして無視していると思われる。

シロヘリクチブトカメムシの所へ歩み寄る直前、竹筒アパートに、ハラアカヤドリハキリバチの姿があった。

「あ、おかあさん!  そこのカメラとってくれる〜!」

ハラアカヤドリハキリバチは労働寄生バチで、オオハキリバチの巣の中身を横取りする。
あまりお目に掛かれないハチだ。シャターを一回切ったところで逃げられてしまった。


庭のヒガンバナはいよいよ花盛りだ。

陽射しが出て来ると、アゲハ類が次々と飛来する。

一番多いのは、アゲハ。5〜7頭が一度に集まって来ることもある。他には、

モンキアゲハ、ナサガキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、
オナガアゲハ、キアゲハ。

ミヤマカラスアゲハを撮影しているうちに、いつのまにかカラスアゲハに入れ替わっていたりしている。とにかく、賑やかで目まぐるしい。

まさに、アゲハチョウの響宴である。チョウ達から、私はどう見えているのだろうか?
できるだけ、じっと動かない姿勢をとるのも疲れる。左脚が特に痺れて来る。

カラスアゲハの♀。

カラスアゲハ♀701A5356.JPGミヤマカラスアゲハの♂。
ミヤマカラスアゲハ♀701A5462.JPGオナガアゲハの♂。
オナガアゲハ701A5402.JPGキアゲハの♀。
キアゲハ701A5506.JPG
(写真:EOS-5D マークⅢ  EF70-200mm F4L IS USM  スピードライト430EX III-RT )





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