ヒゲナガヘリカメムシの臭いは、格別!

| | トラックバック(0)
日南市

ヒゲナガヘリカメムシは、奄美大島で撮影したことがある。

亜熱帯のカメムシだが、宮崎にも定着するようになった。本種はホウライチクにつく。

今日は久しぶりに遠出をして、日南市に出向いてみた。日南市在住の知り合いの方に
ヒゲナガヘリカメムシの生息ポイントを案内していただいた。

ヒゲナガヘリカメムシはホウライチクの若い茎で吸汁している。そこにはオオテントウも必ず同居していた。で、さっそく成虫や幼虫が見つかったが、若令幼虫の数が多く、成虫は少なかった。

新成虫と幼虫が並んで、お食事中だった。


ヒゲナガヘリカメムシP9210010.jpg画面右の4令幼虫のお尻から出た排泄液(無色透明)を、アリ(不明種)がくわえとっていた。

幼虫達は極めて敏感で、近寄るとすばやく裏側に逃げたり、飛び降りたりしてしまうので、撮影は難しい。成虫も捕獲しようとすると、すぐに飛び立ってしまう。
ようやく捕らえた成虫の放つ臭いは、これが実に素晴らしい香りだった!

(写真:OLYMPUS TG-4 )

« 台風16号の爪痕       ジャコウアゲハ »