三股町 田上
三脚を載せていた酒箱を片付ていたら、スズバチとは別のトックリバチ類の泥巣が一個、ついていた。
ずっとこの泥巣に気付かないまま座ったり、乗っかったりしていたわけだ。
取り外して見れば、横っ腹にでかい穴が空いていた。
壷の中には繭壁と糞しか残っていなかった。これは無事にハチが羽化できたのか、それとも寄生されていたのか?
たしかトックリバチが羽化するときは、襟首のつまり天井に穴が開くのではなかったか?
どうも記憶が曖昧になった。
玄関壁のスズバチは今朝も、小雨のなか第4番目の壷部屋にイモムシを搬入していたようだ。
目撃はしていないが、正午前に覗いてみると、イモムシのお尻が入り口から少しはみ出ていたから、搬入作業が行われたのは間違いない。
しかし、夕方になっても泥蓋で封印されないままだった。さすがに雨の中での狩りがうまく続けられなかったのだろうか?あるいは、乾いた土を採取できなかったためだろうか?
トックリバチ類は、乾いた砂や土に水を掃き出して、泥玉を拵える。その流儀にはこだわりがあるのであって、決して既存の泥土を掬ったりはしないそうだ。
三脚を載せていた酒箱を片付ていたら、スズバチとは別のトックリバチ類の泥巣が一個、ついていた。
ずっとこの泥巣に気付かないまま座ったり、乗っかったりしていたわけだ。
取り外して見れば、横っ腹にでかい穴が空いていた。
壷の中には繭壁と糞しか残っていなかった。これは無事にハチが羽化できたのか、それとも寄生されていたのか?
たしかトックリバチが羽化するときは、襟首のつまり天井に穴が開くのではなかったか?
どうも記憶が曖昧になった。
玄関壁のスズバチは今朝も、小雨のなか第4番目の壷部屋にイモムシを搬入していたようだ。
目撃はしていないが、正午前に覗いてみると、イモムシのお尻が入り口から少しはみ出ていたから、搬入作業が行われたのは間違いない。
しかし、夕方になっても泥蓋で封印されないままだった。さすがに雨の中での狩りがうまく続けられなかったのだろうか?あるいは、乾いた土を採取できなかったためだろうか?
トックリバチ類は、乾いた砂や土に水を掃き出して、泥玉を拵える。その流儀にはこだわりがあるのであって、決して既存の泥土を掬ったりはしないそうだ。
雨で地面は濡れている。水は豊富にあるが、乾いた土はそうはいかない。