三股町 田上
午前7時半、スズバチは交尾態勢のまま泥巣で一夜を明かしたあと、私の姿に動じて飛び去って行った。しかし、しばらくすると、メスだけが舞い戻ってきた。
今日は泥巣の補強工事を丹念にしているところは観察できたが、いつの間にか第5番目の巣室にもイモムシを搬入し終えていた。ときおり雨や風もあったが、その間隙を縫って作業を進めたようだ。
気付いたときにはもう、入り口が封印されていた。
スズバチ泥巣の完成である。 巣は5室からなる。つまり5頭の幼虫のゆりかご、というわけだ。
午後7時。玄関の戸締まりをする前に覗いてみれば、メス親が泥巣に留まっていた。
泥巣が完成したからと言って、安心はできない。ここに、寄生バチがやって来ることもあるからだ。
寄生バチは産卵管を突き立て、厚塗りされた泥壁を貫通させて中の室に卵を産む。
まだまだ目が離せないのである。
昨日、大淀川学習館で撮影した、ナガサキアゲハの♂。
午前7時半、スズバチは交尾態勢のまま泥巣で一夜を明かしたあと、私の姿に動じて飛び去って行った。しかし、しばらくすると、メスだけが舞い戻ってきた。
今日は泥巣の補強工事を丹念にしているところは観察できたが、いつの間にか第5番目の巣室にもイモムシを搬入し終えていた。ときおり雨や風もあったが、その間隙を縫って作業を進めたようだ。
気付いたときにはもう、入り口が封印されていた。
スズバチ泥巣の完成である。 巣は5室からなる。つまり5頭の幼虫のゆりかご、というわけだ。
午後7時。玄関の戸締まりをする前に覗いてみれば、メス親が泥巣に留まっていた。
泥巣が完成したからと言って、安心はできない。ここに、寄生バチがやって来ることもあるからだ。
寄生バチは産卵管を突き立て、厚塗りされた泥壁を貫通させて中の室に卵を産む。
まだまだ目が離せないのである。
昨日、大淀川学習館で撮影した、ナガサキアゲハの♂。