オオカマキリ、G子とK子の今日

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三股町 田上

先月紹介した、2頭のオオカマキリ♀

右上にいたG子が翅を広げて威嚇しながら、K子へと突進したあと、
そのまま激しい闘争になるかと思いきや、じつは、

G子は数歩進んだ次の瞬間、クルリと反転してK子から遠ざかる方向へと駆けるように逃走したのであった。一触即発の緊張感も一気に解け、 K子は呆然と踏みとどまっているだけ、G子を追いかけることもしなかった。

その後、一旦は両者とも家壁から姿を消していたが、二日前から再びほぼ元の場所に戻ってきた。
しかし、お互いに対峙することもなく、一日中、同じ場所にボ〜ッと佇んでいるだけ。

ところが、今日の午後4時過ぎ。
K子が出窓の下側で、産卵を始めた。

オオカマキリ産卵701A6903.JPG一触即発のあの日、K子のお腹はさほど膨らんではおらず、したがってG子に狙いを定めたのは、空腹によるものだろうと、私は想像した。G子のほうがいつでも産卵できるのではないか、と思えるほどお腹がパンパンに膨らんでいた。産卵の順番としては、G子が先になるだろうと踏んでいたのだが、結果は逆転した。

G子はこの産卵場所から60センチほど斜め下の家壁にじっと休んでいた。
G子の産卵はいつになるだろう?

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