三股町 田上
ニオイというのは、感じ方にも個人差があって、いいニオイ、不快なニオイ、の判別をつけるのが難しく、真逆の評価に別れることも、しばしば。
こんなことは日常生活のなかで、誰もが経験的に知っていることなのだが、
こと、カメムシ臭については、偏見といってもいい現象が巷に溢れており、ニオイをろくに嗅いだこともないのに、「カメムシって、くさいから大嫌い」と切り捨てられることが多い。
私はカメムシのニオイを小学3年生のときに体験し、その不思議な香りが強烈な印象として残った。
けっして嫌な、不快なニオイではなかった。
私はそういう嗅覚に生まれついたのかもしれない。
当時、昆虫少年ではなかったけれど、カメムシを嫌う理由など有り得なかった。
虫屋と自称する方々にも、カメムシ嫌いは多いようだ。
もちろん、だからといって、多くの人にカメムシを好きになって欲しい、とも思っていない。
嫌いなのは、その分ちょっと損しているよな、と思うだけだ。
写真は、オオホシカメムシ。アカメガシワの実に群れている。秋には白い家壁などに集合することもあり、大勢群れることでも嫌われる。
ニオイというのは、感じ方にも個人差があって、いいニオイ、不快なニオイ、の判別をつけるのが難しく、真逆の評価に別れることも、しばしば。
こんなことは日常生活のなかで、誰もが経験的に知っていることなのだが、
こと、カメムシ臭については、偏見といってもいい現象が巷に溢れており、ニオイをろくに嗅いだこともないのに、「カメムシって、くさいから大嫌い」と切り捨てられることが多い。
私はカメムシのニオイを小学3年生のときに体験し、その不思議な香りが強烈な印象として残った。
けっして嫌な、不快なニオイではなかった。
私はそういう嗅覚に生まれついたのかもしれない。
当時、昆虫少年ではなかったけれど、カメムシを嫌う理由など有り得なかった。
虫屋と自称する方々にも、カメムシ嫌いは多いようだ。
もちろん、だからといって、多くの人にカメムシを好きになって欲しい、とも思っていない。
嫌いなのは、その分ちょっと損しているよな、と思うだけだ。
写真は、オオホシカメムシ。アカメガシワの実に群れている。秋には白い家壁などに集合することもあり、大勢群れることでも嫌われる。